研究費助成 RESEARCH GRANT
研究費助成
奨学金・研究費助成者申請書のダウンロード
一般社団法人 日本クリティカルケア看護学会研究費助成に関する規程
(目的)
- 第1条
- 一般社団法人日本クリティカルケア看護学会(以下「本学会」という)の事業の一環として、研究活動に必要な経費を補助することにより、学会員の研究を推進することを目的とする。
(資金)
- 第2条
- 研究費の助成は、本学会の事業費の一部を資金とする。
2 研究費の助成金額は、当該年度の事業計画に基づくものとし、1題の上限は50万円とする。
(対象)
- 第3条
- 研究費の助成は、次の条件をすべて満たすものを対象とする。
1) 本学会員が実施するクリティカルケア領域の看護に関する個人または共同の研究である。
2) 研究代表者は本学会員である期間が2年以上である。研究分担者は申請時に本学会員もしくは本学会員入会手続き中である。
(承認)
- 第4条
- 研究費の助成は、別に定める審査基準により研究推進委員会で審査し、理事会で承認する。
(義務)
- 第5条
- 研究費を助成された者は、次の義務を負う。
1) 助成期間終了後1ヶ月以内に研究成果および会計収支を本学会に報告する。
2) 研究成果を助成期間終了後2年以内に本学会学術集会に発表し、本学会誌に投稿する。学会発表等の際には「本学会の研究費助成による研究」である旨、記載する。
3) 1項および2項の義務を果たせない場合は、助成金の返金を求めることがある。
- 附 則
- 本規程は、平成28年3月29日より施行する。これに伴い、一般社団法人日本クリティカルケア看護学会による奨学金助成に関する規程を廃止する。
本規程は、令和5年5月27日より一部改正して施行する。ただし、第5条第3項は、令和5年度以降の助成者に適用される。
一般社団法人 日本クリティカルケア看護学会 研究費助成申請書作成要領
申請用紙の記載について
- 記入についての注意
字の大きさは、10.5ポイントとする。字の種類は、MS明朝とする。 - 「代表者氏名」欄
氏名を記入し、上部分にルビを付ける。氏名の下側に括弧を付して会員番号を記入する。 - 「研究課題」欄
研究課題を50字以内で記入する。 - 「研究経費」欄
目的と方法にもとづいて、使用内訳別に記入し、併せて総額を記入する。(該当する経費がない場合「0」を記入。)金額は千円単位で記入し、千円未満の端数は切り捨てとする。 - 「組織」欄
代表者を含めて、全共同者を記入する。全員の会員番号を記入する。手続き中である場合は、「手続き中」と記入する。所属・部署・職位は、具体的に記入する。 - 「当該研究に関連した実績、準備状況」欄
代表者および共同者が、「研究課題」に関連して、これまでに行ってきた実践、研究、受講した研修などについて簡潔に記入する。これらの成果を公表している場合は、公表先、日時、発表形式なども記入する。 - 「研究目的」欄
研究課題の背景(着想に至った経緯等)目的(どこまで明らかにしようとするのか)、予想される結果と意義等の事項に焦点を絞り、具体的にかつ明確に記入する。 - 「研究計画・方法」欄
目的を達成するための方法(研究対象者、対象者数、データ収集方法、分析方法など)を、申請経費との関連、代表者・共同者の役割分担がわかるように具体的に記入する。 - 「倫理的配慮」欄
研究もしくは実践を行ううえで予測される倫理的問題と、それに対する対応について具体的に記入する。施設等で開催されている倫理講習を受けているのかどうかを記入する。また、倫理審査承認の年月日と承認を受けた機関・施設名を記入する。 - 「設備備品費・用品費の明細」欄
品名・メーカー・型番・数量・価格・設置場所を明記し、カタログ(コピー可)等を添付する。なお、パソコンなど当該研究以外にも使用可能な物品については、申請理由が厳しく審議される。また、図書については、価格に関係なく設備備品費として取り扱う。ただし、小冊子や雑誌、資料集等の永続的に図書資料として価値を保てないものと判断できるものは消耗品とする(コンピュータソフト使用書や解説書は消耗品)。 - 「消耗品費の明細」欄
文房具・用紙類・パソコン関係消耗品等その品名毎に記入する。 - 「旅費の明細」欄
調査・研究旅費(資料収集を含む)、研究打ち合わせ等の事項毎に記入する。なお、本学会の学術集会参加にかかる旅費は認められない。 - 「謝金の明細」欄
研究補助(資料整理・実験補助等)、専門的知識の提供等の事項毎に記入する。なお、図書カードなどの金券を使用する場合は、受領が確認できる書類を作成し、適切に管理すること。 - 「その他」欄
印刷費・郵送料・会議費・論文別刷り等の事項毎に記入する。なお、本学会の学術集会への参加費は認められない。 - 「研究経費の妥当性・必要性」欄
予算計上した研究経費の妥当性、必要性、算出根拠について記入する。特に、設備備品に相当する物品については、必要性を具体的に記入する。なお、研究の遂行上、研究費助成決定前に研究費が必要な場合は、その理由を明記すること。
一般社団法人 日本クリティカルケア看護学会 研究費助成審査基準
- 申請研究は、クリティカルケア看護領域に貢献するテーマである。
- 申請研究は、一貫性のある実現可能な研究計画である。
- 研究代表者は、本研究を遂行する準備性を備えている。
- 研究代表者・研究分担者それぞれの役割は、研究内容と合致している。
- 倫理的配慮は、妥当である。
- 経費の使途は、規定にあっている。
- 経費支出の根拠は、妥当である。
一般社団法人 日本クリティカルケア看護学会 2024年度研究費助成申請要項
- 申請方法
1)本学会ホームページから申請書をダウンロードし、研究費助成申請書作成要領に従って申請書を作成してください。
2)申請書はPDFファイルにして下記の本学会事務所に送付してください。件名を「2024年度研究費助成申請」としてください。 - 申請資格
申請は、以下の要件を満している方に限ります。1つでも該当しない場合は、受け付けられません。申請前にご確認ください。
(1)研究代表者は、本会会員歴2年以上で、申請年度の本学会年会費を納入している。
(2)研究代表者は、当該研究における中心的役割を担い、研究の遂行、成果の報告において主たる責任を負うものとする。
(3)研究分担者は、本会会員もしくは入会手続き中で、申請年度の本学会年会費を納入している。
(4)研究代表者および研究分担者全員が、いずれかの施設で倫理講習を受講している。
(5)申請研究は、申請者所属施設等の倫理審査で承認を得ている。 - 助成期間
2024年10月1日~2026年9月30日 - 申請受付期間
2024年7月1日〜2024年7月31日 - 助成額
本学会で妥当であると認めた額を助成します。ただし、助成の上限は1題50万円とします。 - 審査方法と助成の決定
別に定める研究費助成審査基準に基づいて研究推進委員会で審査し、本学会理事会で決定します。 - 審査後の手続き
審査結果は、2024年9月末に、研究代表者に文書で通知します。助成を決定した方には、関係書類を同封しますので、速やかに所定の手続きを行ってください。 - 助成された方の義務
研究費を助成された方には、以下の義務があります。遵守ください。
(1) 助成期間終了後1ヶ月以内に、研究費助成終了報告書を提出する。
(2) 研究費の執行は助成期間に限られ、未執行の研究費は報告書提出後に学会に返納する。なお、研究の計画変更に伴う助成金の用途変更は助成額の範囲内において認めるが、研究費助成終了報告書において変更の妥当性が認められない場合は助成金の返金を求める。(用途変更の可否が不明な場合は事前に研究推進委員会に相談すること)
(3) 助成期間終了後2年以内に、研究成果を本学会学術集会に発表し、本学会誌に投稿する。発表等の際には、「一般社団法人日本クリティカルケア看護学会研究費助成を受けた研究」である旨を記載する。
(4) 本学会学術集会での発表が終了した時点、および本学会誌への投稿が完了した時点で、速やかに本学会事務所報告する。
(5) 助成期間終了後5年以内に義務を果たせない場合は、助成金の半額を返金するよう求めることがある。 -
問い合わせ先
一般社団法人 日本クリティカルケア看護学会 事務所
〒162-0833 東京都新宿区箪笥町43 新神楽坂ビル2階
TEL:03-5946-8847 / FAX:03-5229-6889
E-mail:jaccn@supportoffice.jp